顕微鏡で見たアスベスト
今回は、アスベスト(石綿)についてお話したいと思います。
みなさんは『アスベスト(石綿)』という言葉は、新聞やニュース等で見たり、聞いたりしていると思います。
ですから、『アスベスト(石綿)』と聞くと、体に悪い物質とイメージされると思います。
ところで、アスベスト(石綿)を顕微鏡で見たことがありますか?
今から2枚の写真をご覧ください。どちらか一枚の写真がアスベスト(石綿)です。
アスベスト(石綿)は、写真A・写真Bのどちらか分かりますか?
(写真A)
(写真B)
お分かりになりましたか?
今まで研修等で色々な方に見比べてもらったんですが、意外と正解しなかったです…
正解は、写真Aです(クリソタイル(白石綿))。写真Bはロックウールです。
ちなみにクリソタイル(白石綿)を分散染色法で見ると、下の写真のように見えます。
分散染色法では、クリソタイル(白石綿)は『赤紫-青色』の繊維として見えます。
この写真だと分かりづらいですが、顕微鏡で観察するともっと鮮やかに見えます。
また機会があれば、違うアスベスト(石綿)もアップします。
(アスベスト(石綿)の種類によって繊維の色が違います。)
最後にこの記事を読んでくれた就活生のみなさん!
アスベスト(石綿)に興味のある方、もしくは興味を持たれた方は、
会社説明会等に一度参加してみて下さい。
追伸
この記事を読んでくれた来季新入社員のみなさん、写真A・Bをよく覚えておいて下さい。
研修では間違えないように…