映画の中の環境問題③
明けましておめでとうございます。
本年も年明けから寒い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今回は「不都合な真実」という映画を紹介したいと思います。
レイチェル・カーソンの「沈黙の春」という著書が環境問題のバイブル的位置づけになっていますが、
今回紹介する「不都合な真実」という映画は、映画版環境問題のバイブルと言っても過言ではないと思います。
内容ですが、元アメリカ合衆国副大統領アル・ゴアが地球温暖化を訴えた講演の映像を中心に、当時の環境問題に対する政府の姿勢の批判、環境問題を意識した日常生活の送りかたについての提言などを織り交ぜたものになっています。
2017年には続編となる「不都合な真実2 放置された地球」も公開されていますので、併せて見てみてください。
この映画の主人公のアル・ゴアは1993年から2001年まで副大統領を務めましたが、2000年に大統領選に出馬し、ジョージ・ブッシュと大統領の座を争いました。結果的には落選しましたが、もしあの時アル・ゴアが当選していれば、現在の環境問題に対する各国の取り組み方は今とは全く違ったものになっていたのではないでしょうか。